全ての脱穀が終わり、ワラも片付ける。
米は安心だが、収穫前のりんごは台風ではどうしようもない。
以前、りんごがしいたように落ちていた記憶がある。
それはみごとだったが、今はつらい。ああ~。
新津美術館でのワークショップ。
20組の予定が35組という盛況で
親子揃って石がどんな動物に見えるか考えたあと
それぞれに石に絵の具をつけて、動物に仕上げていった。
会員のN家族など、知り合いの顔もあり、子どもたちの制作風景はおもしろい。
さとうは、展示作品のようなおもしろいものは作れなかったが。MOKAのワニはよかった。
いつも子どもの作品には感心させられる。
さとうの講演会、新潟市にいる当館の会員さんたちと
久し振りに話をしながら盛り上がる。
会員さん以外で、新潟県でやったいくつもの展覧会で
お世話になったAさんのご主人の招待で、
夜、夕食をごちそうになる。
いろいろと昔の話や、孫の話を楽しく聴いた。
広島県三次市奥田元宋・小由女美術館でのハンス・フィッシャー展が終わり、返却作業。
夕方から八ヶ岳の美術館で、倉庫のガラスケースを展示室に出し、巡回展のために作った大きなパネルを入れてもらう。
喫茶室のフェリックス・ホフマンの『川そうじ』の壁画パネルを、フィッシャーの『誕生日のテーブル』に入れ替えてもらったが、かなり大変な作業で思わぬ時間がかかった。
インプレス(美術輸送の会社)さん、ありがとう。
今年は、高温が続き積算温度が高めになっているので
もう稲刈りしてもいい時期となった。
いつも手伝ってくれる近所の人が、いつやる~?と聞きに来てくれた。
ちょっと予定は立たないが、明日機械の入る四隅だけ刈ってもらうことにした。
昨日、スイスから帰ってきたのだが
きょうは、昨日までと違ってすごくくしゃみがでて、
これはまたいつもの花粉症だと思い、病院で飲み薬、鼻薬、目薬をもらう。
夜、急にノドが痛くなり、花粉症と一緒に風邪も引いたらしい。
さいきん一年に一度はノドが痛くなる事があり、こうなると一週間以上痛みが続く。
今回、それでなければいいが……。
アーラウで買い物をしたあとチューリッヒの古書店をたずねる。
まず、ベッソさんの所では、ババールの美しい初版本がある。
この本を見ると、瀬田貞二さんと銀杏書房のおばさんの家でトランプで取り合った事を思い出す。
ベルンへ行く。
自然食レストランのフィッシャーの壁画はもうかかっていなかった。
レストランも少し様子がちがい。壁画の事を聞くとビルの持主の親がフィッシャーと友達で、たぶん、ビルの持主の所へ持っていたのだろうとの事。残念だ。
昼食後、ロースリーさん(クライドルフ協会と財団の初代会長)をたずねる。
今製作しているステンドグラスの話を聞いた後、クライドルフの貴重な作品をゆずりうける。
グレーテル・ホフマン(ホフマン夫人)さんの100歳の誕生日。
花束をふんぱつしてホフマン夫人のもとへ。
今朝の新聞の写真では、あまりきげんが良くないように見えたが。きょうはごきげんでなげキッスを何度もしていた。
しばらくして、アーラウの市長さんらがお祝に来てしばし、にぎやかに、だんらん……
昼食を三女のスザンヌさん、長男のディーターさんらと楽しく過ごす。
ここ数年の間に次女のクリスチアーネ、長女のサビーネさんと亡くなってしまい、おふたりに会えないのは、淋しい。
サビーネさんは私達の泊まるホテルにいつもメッセージとチョコレート等置いてくれていたし。。
お父さんの作品を見つけてはつれていってくれた事を思い出す。